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市況情報

野菜・果実の市況:平成24(2012)年9月  市況情報

野菜

(入荷動向)9月の主要品目(キャベツ・きゅうり・トマト)は、一部でゲリラ豪雨も見られたが東日本は好天に恵まれたため、入荷量は前年に比べ118%(入荷量1,467t)と増加した。品目別には、洋にんじん・れんこん・白菜・キャベツ・青ねぎ・にら・レタス・なんきん・ナス・トマト・ピーマン・さつま芋・玉ねぎ・じゃが芋などは前年を上回ったが、大根・白ねぎ・きゅうり・ミニトマト・生しいたけは前年を下回る結果となった。
(価格動向)夏野菜の夏秋物が潤沢な出回りとなり、価格的には前年に比べ71%(kg単価163円)となり前年より大幅な安値となった。品目別には、ミニトマト・長芋・玉ねぎ・生しいたけなどは前年を上回ったが、その他の品目は前年に比べ大幅な安値となった。
従って、売上高は前年同期に比べ84%と厳しい販売結果となった。

果実

(産地及び入荷状況)東北でも連日30度を記録するなど残暑は例年以上に厳しく、台風や各地でのゲリラ豪雨などは着色不足、肥大不足など各地に大きな影響を及ぼした。みかんの入荷は前年並みだったもののSサイズ中心だった。りんごは色がつかず前年の7割、ぶどう類も着色不良のため各品種が前年を下回った。なしは鳥取県に集約されたため半減した。桃、メロンは前年よりやや多く、イチジクは前年が雨の影響で少なかったため大幅増となった。輸入品はバナナが前年の2割減と残暑きびしい中苦戦した。柑橘類もオレンジこそ前年並みだったが、他の品目は軒並み減少した。
(価格及び消費動向)9月期の主力となるなしは入荷が少なかったことと食味が良かったこともあり前年の2割高だった。りんごも入荷が少なかったことにより3割高だった。みかんは食味も安定せず、Sサイズ以下が多かったこともあり前年を2割下回った。桃やぶどう類は気温が高かったことで前年の単価を確保した。メロンは2割安、いちじくもやや下回った。輸入品はバナナが入荷減にもかかわらず2割安、オレンジも前年を2割下回り販売は低迷した。例年より気温が高かったことで消費者のしこうが変わったように思われる。
そのような状況の中、総体入荷量は349tで前年に比べ73%、売上高は前年に比べ83%、kg単価は294円で前年に比べ114%で販売を終了した。

主要品目の市況

キャベツ

主力3県(群馬県・長野県・岡山県)の販売だった。主力の群馬・長野県産は生育良好だったため、入荷は前年に比べ120%(入荷量249t)と増加した。価格的には、前年に比べ85%(kg当り71円)と安値だった。

きゅうり

主力3県(奈良県・大阪府・徳島県)の他に山形・石川・長野県産の販売だった。入荷量は前年に比べ95%(入荷量58t)、価格は前年に比べ62%(kg当り225円)と入荷減の単価安となった。

トマト

主力3県(茨城県・徳島県・石川県)の他に岐阜県産の販売だった。入荷は前年に比べ120%(入荷量49t)、価格は、前年に比べ89%(kg当り248円)と入荷増の単価安だった。

20世紀梨

鳥取県・兵庫県・長野県産の販売だった。作柄は昨年並みだったが、主力産地の鳥取県が市場集約したため入荷は約半分の54%、56tと大きく落ち込んだ。単価はkg単価271円と昨年の2割増となったが、高かった一昨年と比べると82%だった。しかし最近栽培面積が増えている無袋(サンセーキ)は前年の倍以上の入荷があった。食味・品質共に良好な年だった。

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