鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:平成26年 12月 市況情報
前半は悪天候が続いた為、各地時化で出漁できない状態が続いた為、天然物の入荷数量は大幅に減少する事態となりました。また、10日に発効した協定の影響で、ロシア産の活ズワイガニは、それ以降殆ど入荷が無く、年末までその状態が続き、代替品も無い事態となりました。一方の養殖物は、トラフグや鰤など冬物商材を中心に、安定した入荷があり、積雪などの交通事情で遅延などはあったものの、入荷順調、相場保合で推移しました。
来月は、需要が大幅にダウンする為、入荷順調~やや少なめ、相場保合~やや弱含みと予想します。
凍魚は、円安の影響と、不漁が重なり、北方系を中心にもう一段の値上げが必要な状況となりました。海老は、相場はクリスマス、旧正月需要が一段落する為、産地から徐々に落ち着いてくると思われますが、産地在庫は少なく、新物が始まる4月まで膠着(こうちゃく)状態になるかと思われます。
来月は、需要が減る為、入荷少なめ、相場保合と予想します。
年末商材は、煉製品は、今年はすり身の価格高騰で各社値上げしての商戦でしたが、数量はダウンしたものの金額的には昨年並みという状況でした。魚卵は、価格が昨年より下がった数の子は、価格の安いグレード中心に売上が伸びました。また、鮭鱒、田作り(ごまめ)などは、前年並みで推移しました。来月は、需要が減少するため、入荷少なめ、相場保合ですが、在庫が過剰になりつつある一部鮭鱒などは今後の相場に注意が必要かと思われます。
主要品目の市況
鮪(生・冷凍) |
生鮮物は、インドネシア、パラオ、マーシャル諸島産中心の入荷で、目鉢鮪中心の入荷でした。月初は順調な入荷でしたが、年末にかけて例年通りの強含みの市況となりました。冷凍物は、大西洋産の黄肌鮪中心の入荷で、先月に比べてやや強含みの相場で推移しました。脂物は、養殖の生鮮本鮪が長崎産中心の入荷で、入荷順調、相場保合でした。 |
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真鯛(天然、養殖) |
養殖物は、愛媛、香川県産中心の入荷で、入荷順調、相場保合でした。天然物は、時化が多く各産地とも出漁チャンスが少なかった為、入荷減少、相場保合~強含みでした。 |
鯵、鯖 |
鯵は、丸鯵は漁が少なく、入荷があまり有りませんでした。真鯵は、北陸方面、四国各地中心の入荷で、サイズは500~300gの大型~中型サイズ中心の入荷でした。入荷はやや順調、相場は強含みで推移しました。鯖は真鯖が、三陸~千葉県産中心の入荷で、入荷少なめ、相場やや強含みでした。 |
スルメイカ、剣先いか |
剣先イカは、長崎、福岡、山口産中心の入荷でしたが、天候の関係と、そのほかの要因もあり、入荷は殆どありませんでした。スルメイカは、北海道、青森県産中心の入荷で、4kg20入サイズ中心の入荷が月末までありました。価格は3,800~2,800/箱代と例年に比べて高値で推移しました。 |
貝類、うに |
牡蠣は、入荷やや少なめ、相場強く推移しました。広島県産の水揚げが非常に少なく、その影響で他の産地も11月頃から浜相場が上昇し、集荷に影響が出る事態となりました。浅利などの貝類は、入荷順調、相場保合でした。また年末の蛤は三重県、中国産中心の入荷で入荷順調、相場やや強含みでした。 |
冷凍かれい |
カラスガレイは、秋漁が不漁なのと、円安の影響で、日本以外の引き合いが強く、産地相場が高騰しています。新物は、ドレスでkg1,000円近い最近販売したことが無い高値水準での販売をお願いすることになるかもしれません。 |
冷凍鯖、鰆 |
鰆は、秋漁物が入荷し始めました。入荷少なめ、相場はサイズによってまちまちです。鯖は、ノルウェー産の新物が出回り始めましたが、一方国産は漁模様が悪いようです。 |
冷凍えび |
養殖、天然エビとも、相場が高値で張り付いている為、入荷も、需要も少なく、盛り上がりに欠けた年末商戦でした。 |
ちりめん、煮干、丸干 |
国産のちりめんは、各地漁が終わり、産地在庫も底をついた状況です。一方、流通側も在庫が少なく、代替品の輸入ちりめんも 相場がkg200円以上上昇した為、どちらも売りにくい状況です。煮干も香川、愛媛、長崎県産中心の各サイズの在庫販売が中心となっています。 |
汐鮭、汐鯖 |
本ちゃん紅鮭は、年末商戦で価格が強含み、昨年並みまで価格が戻ってしまいました。 汐鯖は、ノルウェー産の新物原料のめどがつき、全般的に価格は弱含みで推移しました。一方の国産は新物が不漁で在庫が少なく 相場は強含みとなっています。 |





















