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市況情報

鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:平成27(2015)年6月  市況情報

鮮魚

入荷は、青物中心に(マルアジ、サバなど)入荷順調でした。
季節商材では、マダコが各地漁が悪く、入荷少なめでした。
養殖ホンマグロや養殖マダイなど養殖魚が、餌などの価格上昇を受けて相場が上がってきており、一方消費地相場がついて行けてない為、荷引きしにくい状況が続いています。
来月は、鱧などの季節物中心に入荷が増える見込みです。

冷凍魚

凍魚全般に、品薄、原料高が続いており、それに付随して切身などの製品も高値が続いています。為替も120円越えの円安で安定していて、漁獲量も特に増える状況は無いため、今後も今の状態が続くと予想されます。

加工水産物

5月以降の塩干商材は、冷凍と同じく原料事情が悪く、輸入品、国産原料とも入荷減、相場高の状況が続いています。また、ロシア200海里の流し網禁漁問題もあり、鮭鱒、開き物、ボイルだこなどの主要商材でも、売価UPの修正や、原料の確保に努めないと、今後売り物がなくなるというような事態になるかもしれません。

主要品目の市況

鮪(生・冷凍)

生鮮物では、台湾、南方からの輸入品や沖縄、鹿児島産のキハダ中心の入荷で、入荷順調、相場弱含みでした。    冷凍は、インド洋、大西洋産のキハダ中心の入荷で、入荷少なめ、相場やや強含みでした。 来月は、生鮮物は国内水揚げが少なくなり、台風などの影響で入荷も不安定になる為、相場は強含みでしょう。
冷凍物は、特に変動はなさそうです。また、養殖のホンマグロは業者が夏季に水揚げを休むところが多く、入荷が少なくなる為、相場強いと予想します。

真鯛(天然・養殖)

天然物は、今月後半より水揚げも減少し、浜値はそれに伴い上昇気味です。来月も、水揚げは少なめで相場は強含みと予想します。    養殖物は、2~2.5kgサイズの在池量が少なく、このサイズの価格が強いため、他のサイズもつられて強含みになりましたが、売れ行きは値上げの為芳しくなく、浜高消費地安の状況でした。
来月は、ある程度落ち着いてくると予想します。

鯵・鯖

鯖は、宮城、千葉県産中心の入荷で、入荷順調、相場保合でした。
丸鯵は、瀬戸内海各地からの入荷が中心で、入荷やや多く、相場保合~やや弱含みでした。
平鯵は、九州各地、瀬戸内海各地からの入荷が中心で、入荷順調、相場保合でした。
来月も、今月同様の入荷が見込まれます。

スルメイカ・剣先いか

スルメイカは、山口、石川、新潟、青森県産中心の入荷で、入荷少なく、サイズは小さめでしたが、相場は強含みでした。
剣先イカは、福岡、山口県産中心の入荷で、入荷やや多く、相場保合~やや弱含みでした。
スルメイカは、遅れ気味でしたがこれからの漁に期待、剣先イカはやや早めのスタートで、サイズも多少小さめですが続くことを期待します。

貝類・うに

梅雨時期になり、全般的に入荷不安定な時期になってきました。
漁模様が不安定で集荷に苦戦する状況でしたが、相場は引き合いも弱いことからやや弱含みでした。
来月は、これからシーズンの岩かき、淡路産の赤うに、養殖鮎などの夏商材中心の入荷になります。

冷凍かれい

カラスカレイは、漁獲、入荷とも少なく、国内在庫も限られている為、原料、製品とも高値で安定しています。
各地新漁が始まりましたが、他消費地からの引き合いなどもあり、円安もあることから、価格が下がる要素は無いと考えられます。

冷凍鯖・鰆

鯖は、国産、ノルウェー産とも新漁待ちの状態になり、今年はノルウェー産中心の荷動きですが、
骨とりなどの加工をする中国での通関で、ノルウェー産原料は通関が切れにくい状況な為、今後一時的に製品在庫が少なくなるかもしれません。ラウンド原料は、ノルウェー産の300/500、400/600か、国産の大型サイズ中心の荷動きです。
鰆は、相変わらずの高値相場のままです。脂が有って人気のある秋漁までは在庫販売になります。

冷凍えび

養殖BTは、国内の高値在庫の処理に苦戦していましたが、サイズによっては残っているものの、大体めどがついたようです。
産地は、これから本格水揚げの時期になり、今年の相場がどうなるのか見極め中です。
養殖バナメイは、いったん下がった後、加工品の注文などもあり、産地相場はやや強含みに。
天然海老は、ボタンエビはロシアボタンの相場が崩壊し、カナダボタンを巻き込んで値崩れしています。

ちりめん・煮干・丸干

ちりめん、かえりは、兵庫、鹿児島、愛知、三重産中心の入荷で、入荷順調、相場はkg2,000円前後と一時よりは落ち着いてやや弱含みの相場になっています。煮干は広島、愛媛産中心の入荷で、kg1,000~1,200円中心の相場となっています。丸干しは高知産の新物の入荷があり、サイズは8~11センチ、相場はkg3,200円前後で推移してます。来月も同様の相場で推移すると思われます。

汐鮭・汐鯖

沖紅鮭は新物の漁がスタートしましたが、ロシアとの交渉が纏まらず、出漁が送れたことや、漁獲枠の減少などのため、ひね物の入荷あっても高値で取引されてます。今後もロシア方面からの入荷は少なく注意が必要です。
チリ銀は、一度下がった相場が反転して、値を戻しましたが、荷動きが鈍くなったものの、相場の方向性は出ていません。

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