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市況情報

鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:平成27(2015)年9月  市況情報

鮮魚

今月は、台風など悪天候の日が多く、天然物主体の近海、一般・青物の入荷に大きな影響を与えました。
養殖物は、真鯛、カンパチ、平目中心に今年の初めから続いていた値上げは、一段落しましたが、相場が高値圏に推移したことから荷動きは鈍かった。
来月は、主力商材の秋刀魚が、サイズが小さく浜値高のため、入荷少なく、売れゆきが不透明です。
また、養殖トラフグもスタートしましたが、在池量が少なく、価格も昨年の倍ぐらいの価格でスタートする見込みなため、引き合いも限定的で、入荷少ないと予想します。

冷凍魚

前月同様、高値で推移した状態が続いています。

加工水産物

先月は、商材が夏物商材から冬物商材への切替時期に当たり、冬物の鍋物関連商材や、おでん商材中心の展開に変更されましたが、前半は気温も低めで良かったのですが、後半は暖かすぎたのか鈍い売れゆきでした。
加工商材全般に、円安などの影響や水揚不振で原料不足、価格高騰の商材が多く、国産、輸入品ともきびしい状況がしばらく続くと思われます。

主要品目の市況

鮪(生・冷凍)

生鮮物は、パラオ、インドネシア産のキハダ、メバチマグロ中心の入荷で、入荷少なめ、相場は強含みでした。
冷凍物は、インド洋産キハダマグロ中心の入荷で、入荷やや少なめ、相場はやや強含みでした。
来月は、養殖ホンマグロは台風の影響などで産地が出荷調整を続けており、年末までkg200~300円程度の値上げが見込まれます。そのため、脂物全般的に相場強含みと予想します。

真鯛(天然、養殖)

天然物は、漁はあったものの浜値が高く、入荷は少なめでした。
来月は、昨年度なみの入荷を見込んでいます。
養殖物は、大型サイズの品薄感はそのままでした。相場はやっと上げどまり保合でした。 来月も、今月同様な入荷、相場と予想します。

鯵、鯖

丸アジは、四国、九州方面から多少入荷ありましたが、サイズが小さく、相場強含みで推移しました。
鯖は、今年は九州方面からの入荷が少なく、山陰、四国方面からの入荷が中心で、サイズも小さかった。

スルメイカ・剣先いか

剣先イカは、台風の影響も有り、入荷少なく相場強かった。各産地とも数が少ないのか、漁がまとまらず、来月も今月同様、入荷少なめ、相場強いと予想します。
スルメイカは、北海道、青森産中心の入荷でしたが、台風などの影響で入荷少なく相場高騰でした。
今年のスルメイカ漁は不漁が続いており、好転しない限り高値安定になりそうです。

貝類・うに

アサリ、蜆、ハマグリなどの2枚貝は、入荷は天候に振りまわされたものの、入荷順調、相場保合でした。
サザエは全国的に漁獲少なく、引きあいが強いこともあり相場強く推移しました。
ウニは、北海道産は白ウニの漁だけになり、淡路産赤うにも、漁が少ないまま終わりそうです。
来月は、三重産の加熱用剥き牡蠣の入荷が始まりますが、高値予想です。後半頃からは相生、坂越などからの入荷が始まりそうです。

冷凍かれい

カラスカレイは、相変わらず原料高のままで推移しています。

冷凍鯖、鰆

国産鯖は、新物の漁模様が悪く、価格は強含みで水揚げは少ない。今後の漁に期待したいところです。
ノルウェー産の鯖は、漁獲はあるものの価格の折り合いがつけにくい状況で、搬入は多少遅れそうです。
サイズ的には、300/500の小型サイズ中心の、値ごろ感のあるサイズがメインになると思われます。
鰆は、秋漁待ちで。在庫は高値推移のままです。

冷凍えび

ブラックタイガーは、先月より価格は少し弱含みで相場が下落しましたが、これからのアメリカの買いによっては相場があがるかもしれません。

ちりめん・煮干、丸干

ちりめんは、そろそろ水揚げも終盤に近づいており、浜相場も水揚げが減少してきたためか相場は強含みで、中筋サイズで、kg2700円前後の相場となっています。
煮干しは、愛媛、香川、長崎産中心の入荷で、kg1200円前後の相場で推移しています。

汐鮭、汐鯖

汐鯖は、国産は原料の在庫が品薄で、新物の搬入も少ないことから欠品気味です。
ノルウェー産は、在庫もまだまだ多く有りますが、大型サイズはもともと国内搬入が少なく、欠品気味です。
鮭鱒は、紅鮭は本ちゃんは高値のまま、ロシア流しも釣られて高いままです。
秋鮭も、漁が少なく、台風も連続したため、高くなりそうです。

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