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市況情報

鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:平成27(2015)年12月 市況情報

鮮魚

12月に入り、各商材とも月の後半は需要が多く、入荷量もそれにあわせて増えましたが、温暖化の影響か助子やふぐの白子などの成熟が遅く、品質の悪いものが多く見受けられました。
価格面では、全般的に浜高値で、相場も強含みの展開となりました。
来月は、鍋物商材の真鱈、あんこう、かに、ハゲ等中心の入荷を見込んでいますが、全般的に荷動きは鈍そうな見通しです。

冷凍魚

凍魚の価格は全般的に先月並が多かった。サイズによっては若干上げ下げもありました。

加工水産物

年末商材は、12月の際まで荷動き悪く、定番商品も暖冬のためか荷動きが悪かったため、前年並みの売り上げを確保することすら難しい状況でした。

主要品目の市況

鮪(生・冷凍)

生鮮物は、インドネシア、パラオ産のメバチマグロ中心の入荷で、年末にかけて相場はやや強含みで推移しました。
冷凍物は、中国船のキハダマグロ中心の入荷で、25~40kgサイズの小型魚中心の入荷で、相場はやや強含みでした。
来月は、生鮮物は太平洋産のメバチ、キハダマグロ中心の入荷を、冷凍物は、インド洋産のキハダマグロ中心の入荷を見込んでいます。

真鯛(天然・養殖)

天然物は、年末向けに需要が多く、浜値が高騰したため、相場も強かったが、販売数量は減少しました。
来月は、時化が多く、漁獲も少ないことから、相場は強いまま推移しそうです。
養殖物は、年末年始を中心に荷動き活発となり、入荷量も増加しました。相場は保合で推移し、刺身や鍋、焼き鯛用として販売されました。
来月は、月の後半から需要が鈍いので、相場動向に注意する必要がありそうです。

鰺・鯖

鰺は、九州、四国各地からの入荷でしたが、各産地とも漁獲悪い為入荷少なく、相場はやや強含みでした。
鯖は、千葉、宮城、富山、石川県産中心の入荷で、入荷は順調、相場保合でした。
鯖は、水温が下がりきっていないからか、脂乗り薄めでした。
来月も、今月同様の展開と予想します。

スルメイカ・剣先いか

スルメイカは、今月前半は青森、北海道より入荷がありましたが、月の後半には、東北の漁が終漁し、山口、福岡県産にシフトしましたが、漁少なく浜値高になったため、売れゆき鈍かった。
剣先いかは、各地終漁のため、殆ど入荷なかった。

貝類・うに

季節物のはまぐり、なまこ中心の入荷でしたが、なまこは今年は各地水温が高いためか、入荷が極端に少なく、年末にかけて相場高騰しました。
来月は、需要が少ないので相場は例年並みになると思われます。
うには、ロシア産中心の入荷で、前半は需要少なく相場弱含み、後半は需要多く相場強含みでした。
来月は、需要少なめなので、入荷量次第では弱含んでくれると思われます。

冷凍カレイ

カラスガレイは相場は若干弱含んでいるものの、国内への搬入数量は多くないので、弱含みの状況が続くとは考えにくい状況です。

冷凍鯖・鰆

鯖は、結局国産の原料は纏まらず、今シーズンはノルウェー産1本で取り組むことになりそうです。
鰆は、1月から新物の搬入が始まりますが、価格は提示されていない状況です。

冷凍えび

養殖BT、バナメイは、アメリカ、欧州のクリスマスや中華圏の旧正月需要もあり、供給がタイトになった為、相場は強含んでいます。

ちりめん・煮干・丸干

ちりめんは、国産の手持ち在庫がほぼ終了したため、輸入物のちりめんで対応している状況です。
サイズはちりめんカエリサイズのやや大きめのものが中心で、相場もkg1700円前後となっています。
煮干は、広島、香川、愛媛県産の瀬戸内海産中心の入荷で、サイズは中小型サイズが中心で、相場はkg1700~1000円前後で推移しています。

汐鮭、汐鯖

年末に贈答用などで荷動きのある、本ちゃん紅鮭は、今年は相場高騰のためまったく売れませんでした。
代替品として、ロシア産の沖流し紅鮭が、例年に比べたら価格は高騰しているものの、代替品としての荷動きがありました。
汐鯖は、新物原料がノルウェー産しかなく、国産原料は無くなり次第終売がふえてきました。

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