鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:2017年5月
全体的に入荷順調、相場弱含み。
為替の影響で、輸入物中心に相場やや強含みで推移しました。
夏物商材への切り替えが進んできましたが、各商材とも原料事情が悪く、拡販も厳しい状況です。
主要品目の市況
真鯛 |
天然真鯛…入荷順調、相場保合。 |
---|---|
鯵、鯖 |
鯖は、アニサキス報道の影響で、売れゆきが急激に悪くなりました。 |
スルメイカ、剣先いか |
スルメイカは、九州~北陸の日本海側中心の入荷で、入荷はぼちぼちありましたが、浜値が高騰したままで、また、サイズも30入り~バラと小型中心なことから、売れゆき鈍かった。 |
貝類、うに |
岩かきは、前半は順調に売れていましたが、後半日中が暑かったせいか、売れゆきが鈍かった。 |
冷凍かれい |
カラスカレイは相場保合。 |
冷凍鯖、鰆 |
大型の鯖、鰆とも入荷少なく、相場やや強含み。 |
冷凍えび |
一時期に比べて、相場やや強含みに推移。 |
ちりめん、煮干、丸干 |
国産ちりめんは、兵庫県、大阪府産の入荷がはじまりましたが、漁は少なめで浜値がしっかりしているため、相場はkg2,500円前後中心の相場で推移しています。 |
汐鮭、汐鯖 |
6月より、ロシア、アラスカで新物の紅鮭漁がはじまりますが、どちらも漁模様の予想は不漁で、おそらく日本向けの数量は少ないと見込んでいます。チリ銀は、価格を上げすぎて、荷動き悪く、様子見になっています。 |