鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:令和2(2020)年4月
新型コロナウイルス感染症の影響が全体に広がり、売上・収益ともに大打撃を受けた。各産地からの入荷は全体に順調であったが、セリ・相対等の販売数量も伸びず、販売単価も低迷し、状況は今までにない最悪の流れとなった。
新型コロナウイルス感染症の影響により販売数量は減少している。国が発令した緊急事態宣言の後も外出自粛や飲食店の店舗休業の影響により、減少は継続している。
新型コロナウイルス感染症の影響に加え、海外からの輸入品においては品薄が発生し、冷凍海老に関しては価格に変動が見られます。
主要品目の市況
鮪(生・冷凍) |
市況全体は、単価的には例年に比べ大きな変化は見られないが、数量的には新型コロナウイルス感染症の影響を受け、専門店・寿司屋等の注文が激減した。 |
|---|---|
真鯛(天然・養殖) |
天然物は例年に比べ入荷量が順調に増加傾向となり、豊漁であった。養殖物は例年と変わらず、数量的には順調であったが、専門店等の営業自粛による販売面の問題で単価は安値安定となった。 |
鰯・鯖 |
サバの入荷量に関しては順調に推移していた。イワシは浜値高が続いたため、販売数量は減少となった。 |
スルメイカ・剣先イカ |
スルメイカは例年より各産地共水揚げが悪く、数量不足の浜値高で推移していた。剣先イカは例年より販売数量が増加傾向であった。 |
貝類・うに |
相対品目の入荷に関しては安定した数量で推移した。販売に関しては専門店等の営業自粛の影響により販売数量が低下した。 |
冷凍かれい |
今のところ変化は無いように見受けられるが、新型コロナウイルス感染症が長期化すれば品薄による価格の上昇もありえる。 |
冷凍鯖・鰆 |
給食関係の休業の影響は大きいが、価格の変動は見受けられない。 |
冷凍えび |
新型コロナウイルス感染症の影響により、国内在庫のバランスが崩れている。 |
ちりめん・煮干・丸干 |
いかなごの不漁が続いているため、今後のちりめんへの期待は大きいものである。 |
汐鮭・塩鯖 |
鮭関係はチリ銀・紅サケを主に値上げ傾向である。 |





















