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市況情報

鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:令和4(2022)年7月

鮮魚

7月の実績は、取扱数量55t(前年比76.5%)、取扱金額6,902万円(前年比106.2%)でした。
全般的に夏枯れ傾向が見られ、主要品目の入荷数量は減少傾向で推移しました。
新型コロナウイルス感染症再拡大による量販店・専門店への影響は、過去最大規模となりました。
仕入面は、各方面の値上げが大きく、全般的に価格の上昇が止まらない状況でした。

冷凍魚

7月の実績は、取扱数量20t(前年比82.0%)、取扱金額2,737万円(前年比96.5%)でした。
魚価の上昇に加え、急激な円安によるコストアップの影響で、販売価格は上昇傾向が見られました。
人件費や燃料費などコストアップ要因は多く、今後の浜値は高値横這いが継続し、相場は更に強含みで推移すると予測されます。

加工水産物

7月の実績は、取扱数量17t(前年比149.0%)、取扱金額1,592万円(前年比112.5%)でした。
海外加工品においては、クレート(海上運賃)の大幅な値上げ及び急激な円安により、加工製品の仕入価格は上昇する一方で、その分の販売価格への転嫁が追い付いていない状況でした。
また、今後も量販店向けの加工製品の仕入金額上昇は続くと予想されます。

主要品目の市況

鮪(生・冷凍)

生マグロは天然・養殖ともに品薄状況で、8月は更に悪化すると予想されます。
輸入物は、急激な円安等によるコストアップの影響で、仕入価格は高値安定で推移していました。

真鯛(天然・養殖)

天然物は、各産地の水揚げが非常に悪く、入荷数量は安定しませんでした。
養殖物は、産地の在池量の減少及び燃料費の高騰等によるコストアップの影響で、仕入価格の高騰が続きました。

鰯・鯖

鰯は、不漁続きでほとんど入荷はなく、北海道の大羽イワシについても流通量不足により浜値が高騰したため、同様に入荷はほとんどありませんでした。
鯖は水揚げはあるものの、不漁が続いたため入荷数量は安定しませんでした。

スルメイカ・剣先イカ

スルメイカ及び剣先イカは、水揚げ量の減少の影響で浜値は高値で安定していました。

貝類・うに

流通量が非常に少ない影響で、浜値が例年よりも高騰したため、入荷はほとんどありませんでした。

冷凍かれい

中国国内・香港などの外食関係の消費が徐々に回復していることから、製品ドル価が上昇しました。
国内相場は円安の影響もあり、やや強含みで推移しました。

冷凍鯖・鰆

国内在庫が少ないことから、新物価格が高値でスタートすることが予想されるため、相場は強含みで推移しました。
切身製品の入荷量が回復したため、供給面での問題は解消されました。

冷凍えび

ブラックタイガー・バナメイエビ共に国内在庫は少なく、円安継続による先高感及び盆商戦前の引き合いが入った影響で、国内相場は強含みで推移しました。

ちりめん・煮干・丸干

天候不順等の異常気象の影響で、田作りが大変厳しい状況になりました。
また、カエリも漁獲量が少なく、大変高値で推移していました。

汐鮭・汐鯖

定塩製品は、原料相場と同様に高値横這いの展開が続いていました。

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