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市況情報

鮮魚・冷凍魚・加工水産物の市況:令和4(2022)年9月

鮮魚

9月の実績は、取扱数量50t(前年比75.5%)、取扱金額6,777万円(前年比114.2%)でした。
台風・時化の影響で浜値が高騰したため、集荷量の確保が厳しい状態でした。
その上、急激な円安等の影響でコストが上昇し、養殖物についても各種値上げが継続している状態でした。
前売においては、量販店・専門店などが非常に荷動きが悪かったため、販売数量は減少傾向のまま推移しました。

冷凍魚

9月の実績は、取扱数量15t(前年比97.0%)、取扱金額2,171万円(前年比120.6%)でした。
輸入冷凍魚は、全般的に魚価の上昇に加え、急激な円安によるコスト上昇を販売価格に転嫁する動きが見られました。

加工水産物

9月の実績は、取扱数量16t(前年比149.4%)、取扱金額1,587万円(前年比122.5%)でした。
人件費や燃料費等のコスト上昇の要因は多く、仕入価格は高値横這いで推移しました。
現状、大幅なコスト上昇が製品販売価格に転嫁されきっておらず、各社が在庫を保有している状況となっています。
小麦をはじめとする副原料の価格上昇が影響し、加工水産物全般的に高値で推移しました。

主要品目の市況

鮪(生・冷凍)

生マグロは、各産地において天然物・養殖物ともに数量不足で、特に大きなサイズのマグロが少ないため、高値で推移しました。
冷凍マグロは、航空運賃等の値上げの影響で入荷量不足となったため、仕入価格は高騰しました。

真鯛(天然・養殖)

例年に比べ、兵庫県内は豊漁が続きましたが、その他の産地では漁獲量が少なく、浜値は高値傾向となりました。
養殖鯛は、各産地共に0.8~1.2㎏及び2.0kupのサイズの漁獲量が少なく、浜値の高騰が続きました。

鰯・鯖

台風及び海水温度の上昇の影響で、鰯・鯖共に例年に比べ漁獲量が減少傾向となりました。

スルメイカ・剣先イカ

スルメイカ・剣先イカともに漁獲量が少なく、浜値は高値で推移していたため、相対販売での対応となりました。
月後半に入り、若干入荷数量は増加したものの、依然として浜値は高値が続いていたため、取扱数量は減少傾向となりました。

貝類・うに

台風・時化のため関東方面の相場が非常に高値となった影響で、関西に少量流れたものの、浜値が高値傾向で推移していたため、販売数量は伸び悩みました。

冷凍かれい

今後も高値相場は継続すると予想され、需要期に向けた供給が不安視されている状況でした。

冷凍鯖・鰆

販売価格は高値横這いで推移していました。
新物については、原料価格の上昇の影響を受け、今後は高値継続で推移すると予想されます。

冷凍えび

ブラックタイガーは、業務筋の荷動きが不振だったものの、急激な円安の影響もあり横這いで推移しました。
バナメイエビは、大型サイズは弱含み推移したものの、中小サイズは量販店向け引き合いがあり、横這いで推移しました。

ちりめん・煮干・丸干

台風の影響で、ちりめん相場は高値横這いが続きました。

汐鮭・汐鯖

鮭定塩製品は、原料相場同様に若干の弱含み展開が続きました。

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