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市況情報

野菜・果実の市況:令和5(2023)年5月

野菜

5月の実績は、取扱数量716t(前年比81.6%)、取扱金額12,520万円(前年比76.4%)でした。
京阪神市場全体で各野菜共に潤沢な入荷量がありましたが、当市場では前年を下回る入荷量となり、特に重量野菜、芋玉を中心に厳しい販売状況となりました。量販店等への販売は、コロナ禍が落ち着きを見せていることに加え、GWによる旅行需要及び外食需要の拡大、更に関係経費の値上げが顕著になっていることから消費者の財布の紐は固くなっており、発注量は減少しているように感じました。

果実

5月の実績は、取扱数量133t(前年比87.1%)、販売金額4,493万円(前年比78.5%)でした。
主要品目の入荷量が減少し、全般的に高値基調で推移しましたが、先月同様に前進出荷傾向となっており、相場の上下変動が大きくなっていました。特にいちごについては、前年の約半分程度の入荷量となり、GW明け以降では、ほとんど業務需要への対応のみとなりました。また小玉サイズの発生率の高さから単価も伸び悩み、昨年並みの単価となった事で数量・金額共に前年を大きく下回りました。柑橘類においても、産地残量が少なく切り上がりが早くなったため、品薄状態となりました。西瓜は九州産の切り上がりが早く、下旬頃から入荷量が減少したことから仕入価格・販売価格共に高値水準を維持したままで推移しました。りんごは、主力のふじが無袋から有袋と順調にリレーされたため、前年より入荷増となりました。国産果実の品薄傾向の強い5月において、年々入荷量が増加してきた輸入果実ですが、燃料費高騰や円安等の世界情勢が変化しているため、バナナやパイン等の主要品目の入荷量が伸びず、高値基調が続きました。

主要品目の市況

玉葱(兵庫県)

潤沢な入荷量があり、前年を大きく下回る単価で推移しました。

白菜(長野県)

長野県産が潤沢な入荷量があったことで販売価格が伸び悩み、気温の上昇による消費者の業務需要等が低迷したため、厳しい販売展開となりました。

ふじ(青森県)

不作傾向であった昨年より産地在庫が多く、潤沢に入荷量があったことに加え、競合品目が少なかったため、安定した相場展開となりました。

西瓜(熊本県)

好天に恵まれ順調に出荷されたため、中旬頃までは安定した販売価格で推移しましたが、下旬頃から出荷量が減少し、販売価格はやや高値傾向で推移しました。

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