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市況情報

野菜・果実の市況:2023年8月

野菜

 8月の実績は、入荷数量473t(前年比65.7%)、取扱金額9,615万円(前年比68.5%)でした。
 全般的に高温、干ばつ、台風等の影響で入荷量が大きく減少し、前年を下回る結果となり、特に大根、にんじん、果菜類が大きく落ち込みました。スーパー等の荷動きは、高値相場及び暑さの影響もあり全体的に鈍化傾向となりました。

果実

 8月の実績は、入荷数量165t(前年比70.7%)、取扱金額7,043万円(前年比83.2%)でした。
 天候不順により、各主要産地における主力品目の出荷が減少し、全体的に少ない入荷量となりました。輸入果実については、引き続く円安傾向や世界的な天候不順により、取扱数量が減少し、単価高傾向で推移しました。

主要品目の市況

大根(北海道他)

上旬から中旬にかけては安定した流通量があったものの、下旬以降は出回量が減少し、相場は上昇しました。

玉葱(北海道他)

スーパーは淡路島産がメインの売場が多く、北海道産は苦しい販売状況となりました。

桃(山梨県・長野県)

上旬から中旬にかけて入荷量は順調でしたが、下旬からは台風の影響で減少しました。量販店の引き合いが順調であったため、単価は前年並みに推移しました。

西瓜(山形県・長野県)

 山形県産と長野県産が天候不順(猛暑)の影響で着果不良が見られたため、入荷量が減少し、下旬まで堅調な販売価格で推移しました。

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