ホーム > 統計室:市況情報 > 野菜・果実の市況:2023年9月

市況情報

野菜・果実の市況:2023年9月

野菜

9月の実績は、取扱数量529t(前年比63.1%)、取扱金額11,525万円(前年比68.3%)でした。
 月内において、主力産地である北海道を中心に、各産地共天候の影響(高温・多雨)を受け、大きく入荷量が減少しました。そのため、各品目において、上旬及び中旬は高値相場の展開となり、荷動きは鈍化傾向となりました。また、下旬以降は高値の反動もあり下げ相場となりました。

果実

9月の実績は、取扱数量123t(前年比67.6%)、取扱金額5,778万円(前年比95.6%)でした。
 天候不順の影響で主力品目の流通量が不安定であったため、入荷量は減少しました。西瓜などの入荷が前倒傾向となったため、8月中にはほぼ出荷が終了し、月内の入荷量は激減しました。梨類においても不作傾向が続き、入荷量が減少したため、単価高で推移しました。リンゴ、柿等も天候不順の影響で着色遅れが見られ、出荷量が減少したため、入荷量は減少傾向となりました。輸入果実では、先月に引き続き円安の影響を受け、入荷量は全体的に減少しました。

主要品目の市況

人参(北海道)

天候不順の影響を受け、入荷量が減少したため、高値相場で推移しました。

とまと(岐阜)

天候の影響(高温・干ばつ)を受けて入荷量が減少したため、単価高で推移しました。

豊水(鳥取県・徳島県)

天候不順の影響で入荷量が減少し、単価高傾向で推移しました。

つがる(長野県・青森県)

長野県産と青森県産が天候不順の影響で入荷量が減少しました。

ページトップへ