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市況情報

野菜・果実の市況:2023年10月

野菜

 10月の実績は、取扱数量521t(前年比61.0%)、取扱金額12,329万円(前年比81.5%)でした。
 10月においても、前月同様に天候不順の影響を受け入荷量が減少し、単価高で推移していたため、スーパー等の売価も高く、野菜全般で荷動きは鈍化傾向が見られました。結果、関西地区の青果物卸売業者12社の内、11社が前年を下回る結果となりました。

果実

 10月の実績は、取扱数量140t(前年比67.7%)、取扱金額6,253万円(前年比110.4%)でした。
 天候不順の影響で主力品目の流通量が不安定であったため、入荷量は減少しました。林檎、柿、みかん等主力品目は夏時期の台風や高気温の影響を受けて生育状況が悪く、入荷量は減少傾向となりました。輸入品目においても円安の影響を受け、販売数量・販売金額共に苦戦したものの、一部の品目については回復の兆しが見える状況となりました。

主要品目の市況

人参(北海道)

天候(高温)の影響を受け、流通量が少なく、高値相場で推移しました。

玉葱(北海道)

お盆以降の高温が影響し、北海道を中心に不作となり入荷量が減少したため、単価高で推移しました。

みかん(和歌山県・愛媛県)

気温上昇の影響で着果不良となり入荷数が減少したため、単価高で推移しました。

ふじ(長野県・青森県)

気温上昇の影響で着果不良となり入荷数が減少したため、単価高で推移しました。

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