野菜・果実の市況:2024年3月
3月の実績は、取扱数量458t(前年比70.9%)、取扱金額10,108万円(前年比84.9%)でした。
3月は、月内通して低温や天候不良の影響で、各品目共に取扱数量減となり、単価高で推移しました。値段が急激に上がった品目もあり、荷動きは悪い状況でした。
3月の実績は、取扱数量121t(前年比80.7%)、取扱金額5,198万円(前年比91.6%)でした。
3月は、寒暖差の影響を受け出回り量が減少したため、取扱数量が減少し、単価高で推移しました。輸入果物については、引き続き円安傾向の影響から単価高となり、消費者の節約志向も相まって、厳しい販売結果となりました。
主要品目の市況
白菜(鹿児島県他) |
低温の気候から成育不良の影響を特に受け、取扱数量が減少し、単価高で推移しました。 |
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玉葱(北海道他) |
北海道産の玉葱は、スーパー等の発注量が少なく厳しい販売状況でした。長崎・兵庫県産の新玉葱は、北海道産からの移行もあり、スムーズな販売展開となりました。 |
ふじ(青森県) |
育成時期の天候不順の影響を受け、去年より産地在庫が少なく、月内を通して取扱数量が減少し、単価高で推移しました。 |
苺(熊本県・福岡県) |
3月の寒暖差などの天候不順の影響を受け、不作傾向となりました。そのため、取扱数量が減少し、単価高で推移したことから、業務需要を減少させ、厳しい販売結果となりました。 |