野菜・果実の市況:2024年4月
4月の実績は、取扱数量530t(前年比76.9%)、取扱金額11,890万円(前年比96.0%)でした。
月内通して低温や雨など天候不良の影響で、重量野菜、果菜類、人参等全般的に野菜の入荷が伸びず、入荷数量減となり単価高で推移しました。単価高のため、量販店や店舖販売の荷動きは悪い状況でした。
4月の実績は、取扱数量104t(前年比75.9%)、取扱金額4,428万円(前年比88.1%)でした。
全国的に気温上昇の影響を受けたため、産地の切り上げが早く入荷数量の減少となった。天候不順の影響から品質の低下も見られたことから、販売面では苦戦しました。輸入果物については、引き続き円安傾向の影響から単価高となり、消費者の節約志向も相まって、厳しい販売結果となりました。
主要品目の市況
人参(徳島県) |
雨の影響を特に受け、入荷数量が減少し、単価高で推移しました。 |
---|---|
キャベツ(愛知県) |
低温の影響を特に受け、入荷数量が減少し、単価高で推移しました。 |
ふじ(青森県) |
昨年と比較して、産地在庫がかなり少なく、月内を通して取扱数量が減少し、単価高で推移しました。 |
苺(熊本県・福岡県) |
昨年より気温上昇傾向の影響を受け、不作傾向となりました。そのため、入荷数量が減少し、単価高で推移しました。 |