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市況情報

野菜・果実の市況:2024年8月

野菜

8月の実績は、取扱数量518t(前年比109.6%)、取扱金額11,418万円(前年比118.8%)でした。
猛暑の影響が各品目に及んでおり、取引価格は、全般に入荷減となった為、高値で推移しました。また、品質面では、品質を維持できる期間が少なく、販売面でも苦慮しました。

果実

8月の実績は、取扱数量138t(前年比83.9%)、販売金額6,694万円(前年比95.1%)でした。
葡萄類等は、近年の高温の影響から着色不良などの理由により、入荷数は減少しました。他の主力品目についても猛暑や多雨の影響を受け、出回り品が減少したため、取扱数量の減少で推移しました。 輸入果物については、引き続き円安傾向のため、販売価格が高値となり、販売に苦戦しました。しかし、一部品目はインバウンド需要の影響で持ち直し傾向となりました。

主要品目の市況

玉ねぎ (北海道他)

兵庫県産が少なく、北海道産中心の販売でした。荷動きは良く、高値相場で推移しました。

胡瓜 (北海道他)

天候の影響を受け、入荷数量が減少し、単価高で推移しました。

桃 (山梨県・長野県)

景気の持ち直しの影響で、スーパーなどのお盆需要が好調であったため、取扱数量増の単価高で推移しました。

西瓜 (山梨県・長野県)

産地が台風の影響を受け、流通量が減少したため、入荷数量も減少し、単価高で推移しました。

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