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市況情報

野菜・果実の市況:2024年11月

野菜

11月の実績は、取扱数量559t(前年比109.0%)、取扱金額14,711万円(前年比147.9%)でした。
野菜全般的に取扱数量が減少し、単価高で推移しました。価格相場も、夏場以降の猛暑の影響を受け、重量野菜、果菜、洋菜など野菜全般的に高値相場となりました。一般消費者においては、売価が高すぎることから、購買意欲が低下していると感じました。

果実

11月の実績は、取扱数量138t(前年比88.9%)、販売金額5,619万円(前年比103.1%)でした。
近年の地球温暖化の影響及び生産者の高齢化のため、作付面積は減少傾向で、みかん等の主力品目の取扱数量が減少し、単価高傾向で推移しました。 輸入果物については、インバウンドの影響で外食産業の持ち直しの影響を受け、全体的に取扱数量増で推移しました。

主要品目の市況

トマト (熊本県他)

取扱数量減の単価高となり、例年にない異常な価格相場で推移しました。

大根 (兵庫県他)

取扱数量が減少し、単価高で推移しました。

みかん (愛媛県・和歌山県)

近年の温暖化の影響を受け、取扱数量が減少し、単価高で推移しました。

柿 (和歌山県・奈良県)

出荷が遅れていた早生富有柿や平核柿の出荷数量が持ち直し、柿は全体的に、取扱数量増となりました。

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