
8月3日(土)地方卸売市場スぺシャル見学ツアーが開催されました。
小田地域課と合同で地区愛着の醸成や、卸売市場の公的役割のPR等を図ることを目的に、尼崎市の小田地域の方限定で「地方卸売市場スペシャル見学ツアー」を開催しました。
当日は早朝にも関わらず小学1年生~中学2年生の子供を含む、26名の方にご参加いただき、普段入ることが出来ない市場内での体験に子供・大人関係なく楽しまれていました。
午前6時、開会の挨拶とともに市場見学がスタート。なかなか見る機会のない市場の風景に皆さん興味津々なご様子でした。
まず初めに、午前6時15分の尼崎市内産の野菜のセリの見学を行いました。当市場の卸売業者である神果神戸青果㈱のセリ人による迫力のあるセリ風景に、ツアー参加者の見入っている姿が見受けられました。
午前6時30分からの冷凍マグロの解体ショーでは、丸々一本の冷凍マグロの解体の他に、マグロに関するクイズや解説を通じて、マグロについての理解を深めました。
午前7時からは場内の仲卸業者店舗を見学し、普段見ることが少ない切り身になる前の魚のほか、色々な種類の野菜や果実を見て回りました。
また、当市場の冷蔵倉庫業者である尼崎中央市場冷蔵㈱の冷凍庫の見学では、-25℃の世界を体験していただくなど、普段なかなかできない体験にツアー参加者の方々は大いに楽しんでおられました。
その後、午前7時45分より兵庫県淡路産の「スイカ」と兵庫県認証食品の「いかなごのくぎ煮」の試食を行い、ツアーは大盛況のうちに、午前8時30分に終了しました。
ツアー参加者からは、「スーパーでパッキングされた魚や野菜しか見ていない子供にとって、良い経験となった」などの声が聞かれました。
ツアー終了後は、毎月第1土曜日の午前8時~午前11時に開催している「市場開放フェア」にもご参加いただき、新鮮な食品の仕入れ体験をされるなど、参加者の皆様には市民の台所である卸売市場をより知っていただけたのではないかと思います。



