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2013年12月の食材

2013年12月の食材【カキ(牡蠣)】

カキ(牡蠣)
「カキ」は、イタボガキ科の2枚貝です。カキ類は日本沿岸に22種類ほど知られ、小形なものや深海種を除いてすべて食用になります。主な物は「マガキ」「イタボガキ」「スミノエガキ」「イワガキ」などがあり、市場に流通されているほとんどものは養殖された「マガキ」です。「マガキ」は日本沿岸の岩礁に普通に見られるカキで、大きさは殻長4cm、高さ7cmほどです。広島湾では300年前から養殖されていたと言われていますが、大正時代に垂下式養殖法が開発され全国に普及しました。主な産地は、広島県、三重県、宮城県、北海道、石川県、千葉県など多くの産地で養殖されています。カキにはグリコーゲンなど多くの栄養成分が含まれ、「海のミルク」と言われるほど栄養豊富な食品です。

≪旬≫ 

・マガキは冬で11月から3月ごろまで。
・イワガキは夏。

≪選び方≫

・殻つきは、殻全体に膨らみがあり、軽く叩くと殻を閉じるものが良いでしょう。
・殻なしは、身が乳白色でツヤがあり、ふっくらしたものが良いでしょう。
また、加熱用は食中毒の原因になりますので、決して生で食べないでください。

≪栄養価≫

 グリコーゲン、鉄、銅、カルシウム、ビタミンB群など多くの栄養成分が含まれ、疲労回復、貧血予防、視力の回復などに効果があります。

≪主な食べ方≫ 

生食(新鮮なもの)、網焼き、カキフライ、鍋物、カキご飯など色々な食べ方があります。

≪保存方法≫ 

殻つきの場合は、塩水を湿らせた新聞紙で包み、冷蔵庫で保存ができます。殻なしの場合は、購入時にパック等に入っていた水に漬け、冷蔵庫で保存してください。どちらも生食用以外のものは生食せずに、早めに食べましょう。   






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