2013年8月の食材
2013年8月の食材【ブルーベリー】

ブルーベリーは北アメリカ原産のツツジ科のスノキ属に属する小果樹。種類は大きく分けると「ローブッシュ系」、「ハイブッシュ系」、「ラビットアイ系」に分かれ、さらにハイブッシュ系は南部系と北部系に分かれます。南部系はアメリカのフロリダなど暖地で栽培できるように改良されました。日本ではこれらのハイブッシュ系とラビットアイ系が導入され栽培されています。果実は白粉を帯び、熟すと果皮が紺色から濃い青紫色の小果を房状につけます。また、ブルーベリーは同じ品種の花粉では受粉しないため、果樹園などの栽培では複数の品種を混ぜて栽培し一緒に収穫、出荷されます。
ブルーベリーと言えばアントシニアン色素、食物繊維、ビタミンCなど多くの栄養素が豊富に含まれ、目の健康維持や改善、抗酸化作用に効果があることで注目されている果実です。
≪主な産地≫
国内産は、長野県・茨城県・群馬県・東京都・岩手県など。
輸入品は、アメリカ・ニュージーランド・チリ・オーストラリアなど。
≪旬≫
国内産では6月から8月にかけての夏
≪食べ方≫
生食・ジャム・ジュース・果実酒・アイスクリーム・ヨーグルト・洋菓子の材料など。
≪選び方≫
果皮の表面に白い粉(ブルーム)が付着し、より青く色鮮やかな物で実が大きくフックラしたものを選びましょう。
≪保存方法≫
そのまま冷凍するか、ジャム・果実酒など加工して保存します。